アウトカム報告3

アウトカム

当事業所への通所は週1回、他、訪問リハビリにて作業療法を週2回40分介入。運動麻痺側は右側、日常生活での歩行は自立、

屋外歩行時はT字杖使用も、9月時には使用の有無にて差異はなく、未使用となりました。短下肢装具はオルトップ使用、転倒はありません。

介入時は筋力トレーニング、オルソボット、応用歩行練習、屋外歩行練習を実施。また介入時は、踵接地が常時認められる為、ゲイトソリューションデザインを使用していました。

Bさんの特徴としましては、筋力は左右差が殆どないこと、また10月に全般に調子を崩したことです。

しかしながら、バランス、持久力(6MDT)、TUGは全般に向上の傾向を示しました。

これは、他の利用者さんにも言えることなのですが、筋力はカットオフ値を超えていれば、増減があろうとも、バランス、歩行能力には

影響を及ぼしていないとも考えられます。

維持期(生活期)においての麻痺側筋力の歩行自立基準値は0.46Nm/kg(約1.2N/kg)との報告もあり(Akazawaら2017)、この結果は筋力トレーニングの必要性も再考させられる結果と考えます。

今後、利用者さん全体で、データを集約し傾向を、お示しできればと考えております。

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